ストゥーパ(仏塔)
Stupas
寺院建築
ネパールの中でもカトマンズ盆地の仏教ストゥーパ、特にスワヤンブナートとボウダナートのストゥーパは、最も印象的であり、最も訪れる人が多いモニュメントだ。インドにある初期のストゥーパは単に半球形の埋葬塚だったが、彼らはそれを何世紀もかけて、仏陀と仏教原理を表現する複合的な構造物へと進化させた。
ストゥーパの最下部には基壇があり、簡素な正方形土台や、ボウダナートのような段々の台座であったりする。基壇の上に半球状のクンバkumbha(半球形、“クンバ”とは瓶の意)があり、毎年一度、白化粧が施される。
ドームの上には尖塔があり、必ず数種の要素からなっている。ドームのすぐ上にあるのはハルミカharmikaと呼ばれる四角い基部で、通常どの面にも一対の目が描かれており、人々はその目がすべてを見通す仏陀の力を表していると信じている。
目と目の間の上方に第三の目がある。また“鼻”の位置にあるのはは鼻ではなく、ネパール語の数字の1で、あらゆる生命の統一を表す。
ハルミカの上の13層の尖塔部分は涅槃への13段階を表すという。先端には王権を象徴する金色の傘がある。
ストゥーパの構造は5つの要素を意味している。台座が大地、ドームが水、尖塔が火、傘が風、小尖塔が空の象徴だ。